筑波区のお囃子

筑波区のお囃子は、明治35年以降、埼玉県榛沢郡新会村(現在の深谷市高島)の囃子連によって演奏されておりましたが、昭和38年に筑波区おはやし会が発足し、囃子連の方々の指導の下、筑波区に伝承されたものです。

現在では、伝承された7つのお囃子に新たに3つのお囃子を加え、演奏しております。

 

お囃子を演奏する楽器

附締太鼓(四丁掛)

摺鉦(一尺三寸)

大胴太鼓

篠笛(四本調子)


 

ぶっつけ(出囃子)

お囃子を始める際、一番最初に演奏されるお囃子です。笛の音の後に"よーっ"の掛け声から始まります。熊谷で演奏されるお囃子では珍しく、3つの附締太鼓が全て同時に叩き始めます。

ぶっつけ囃子を聴く

 

地囃子

基本となるお囃子です。地囃子から刻み囃子に切り替わります。
なお、叩き方が2通りあります。

地囃子(通常)を聴く
地囃子(摺り囃子)を聴く

 

刻み囃子

地囃子から入ります。地囃子同様、叩き方が2通りあります。三手鼓囃子・ぶつけ囃子へ進むか、地囃子に戻ります。

刻み囃子(通常)を聴く
刻み囃子(摺り囃子)を聴く

 

さんてこ囃子

刻み囃子から入ります。うちわ祭のお囃子の原型とされているお囃子。筑波区のお囃子の特徴のひとつでもあります。転がし囃子・鎌倉囃子・ぶっきりへの分岐点となります。

さんてこ囃子を聴く

 

転がし囃子

さんてこ囃子から入ります。転がしというだけに、何かを転がしているような軽快なお囃子です。転がし囃子を抜けると、地囃子に戻ります。

転がし囃子を聴く

 

鎌倉囃子

さんてこ囃子から入ります。神様に奉納する、奉納囃子という位置づけです。このお囃子はうちわ祭3日間の中で、神輿渡御が通過する際や、行宮での幣束授与など、神様の前でしか演奏しません。

(後に演奏を始めたお囃子)

鎌倉囃子を聴く

 

ぶつけ囃子

刻み囃子から入るお囃子で、叩き合いの際に演奏することがあります。他のお囃子と比べるとスピードも速くなり、叩き合いを盛り上げます。ぶつけ囃子に入ると、その場の山車・屋台が解散するまで、演奏し通すのが、筑波区囃子保存会の伝統になっています。抜けると、地囃子に戻ります。

(後に演奏を始めたお囃子)

ぶつけ囃子を聴く

 

大刻み

地囃子から入ります。うちわ祭最終日の夜、いずれかのシーンで演奏されます。続いて、かわ違いへと進みます。

(後に演奏を始めたお囃子)

大刻みを聴く

 

かわちがい

大刻みから入ります。うちわ祭3日間で、最終日の夜、いずれかのシーンで演奏されます。抜けると、地囃子に戻ります。

(後に演奏を始めたお囃子)

かわちがいを聴く

 

ぶっきり

お囃子の演奏を終わりにする際に演奏します。三手鼓囃子から入り、最後は笛の音で締めます。 ぶっきりを聴く

ぶっきりを聴く