囃子道具
お囃子教材動画
演目紹介
・ぶっつけ(出囃子) ・地囃子 ・刻み囃子 ・切り返し ・さんてこ ・ころがし ・ぶっきり
深谷市高島より伝承されたもの
ぶっつけ(出囃子)
お囃子を始める際、一番最初に演奏される演目です。篠笛の音の後に「よーっ!」の掛け声から始まります。3つの附締太鼓が同時に叩き始めるのが特徴です。
地囃子
基本となるお囃子で、一番多く演奏されるお囃子です。地囃子から「刻み囃子」または「大刻み」に入ります。摺鉦の演奏方法が2通りあります。
刻み囃子
「地囃子」から「おーっ!」の掛け声で入ります。同じリズムを繰り返し演奏する演目ではないので、終わると「地囃子」に戻るか、「ぶつけ」または「切り返し」を経て「さんてこ」に入ります。
切り返し
「刻み囃子」を抜けて「さんてこ」に入る時と、「ころがし」から「地囃子」に戻る時に、演目を繋げる役割を持っています。鉦は摺りのみですが、「ころがし」から「地囃子」に戻る時は、摺った後に6回叩きが入ります。
「刻み囃子」から「さんてこ」に入る前の切り返し
「ころがし」から「地囃子」へ戻る時の切り返し
さんてこ
「刻み囃子」から「切り返し」を経て入ります。うちわ祭で演奏されているお囃子の原型とされている演目で、筑波区のお囃子の特徴でもあります。「ころがし」・「鎌倉囃子」・「ぶっきり」への分岐点です。
ころがし
「さんてこ」から入ります。少しテンポの速い軽快なリズムと、縦方向のみのバチさばきが特徴の演目です。抜けると「切り返し」を経て「地囃子」に戻ります。
ぶっきり
「さんてこ」から入る演目で、お囃子の演奏を終える際に演奏されます。最後は笛の音で締めます。
後に演奏を始めたもの
鎌倉囃子
御祭神に奉納する演目です。御祭神の前のみで演奏するため、うちわ祭3日間で演奏するシーンは限られています。
- 7月20日:渡御神輿通過時
- 7月21日:行宮での幣束授与時
- 7月22日:全町曳合わせ叩き合い解散時(お祭り広場より退場)
ぶつけ
叩き合いの際のみ演奏するお囃子で、「刻み囃子」から入ります。他の演目と比べるとスピードも速くなり、叩き合いを盛り上げます。抜けると「地囃子」に戻ります。
大刻み
「地囃子」から入ります。「刻み囃子」同様、同じリズムを繰り返す演目ではなく、終わると「地囃子」に戻ります。